労災で後遺障害を負った方へ
労災で後遺障害を負った方、お体の調子はいかがですか?体調がすぐれなかったり不自由を感じたりして大変だとは思いますが、くれぐれもお大事になさって下さい。労災保険には後遺障害に対する補償があり、程度に応じた年金や一時金が支払われます。
後遺障害とは?
病気やケガが治っても、なお体に残る障害を「後遺障害」と言います。
目や耳を負傷した馬合、深刻なダメージによって機能が元通りに回復しないことがあります。手や足のケガや切断をした馬合も、いくら治療を続けても以前のような動作はできません。このような回復が望めない状態が続くと、後遺障害が認定されます。
労災で後遺障害が残ったときは障害給付が受けられます
労災による病気やケガで後遺障害が残った場合、補償として障害補償給付が行われます。後遺障害の程度に応じて、年金や一時金が支給されます。
障害等級1級から7級の場合
死亡するまで障害(補償)年金が受け取れます。障害(補償)年金の他に、障害特別年金も給付されます。
障害等級8級から14級の場合
障害(補償)一時金が支払われます。これは一度きりの給付です。その他、障害特別一時金が支給されます。
障害等級 | 詳細 |
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1級~7級 | 死亡するまで年金が受け取れます。障害補償年金の他、障害特別年金も給付されます。 |
8級~14級 | 障害補償一時金が支払われます。その他、障害特別一時金が支給されます。 |
障害特別支給金も受け取れます
労災の障害補償給付には、上記に加え、障害特別支給金の給付もあります。
障害補償給付の請求方法
障害(補償)給付は所轄の労働基準監督署に「障害補償給付支給申請書」または「障害給付支給請求書」を提出して行います。
請求書には医師の診断書も一緒に提出することが求められます。またレントゲン写真なども必要になるため、しっかり準備することが大切です。
障害補償給付の請求時期
労災で後遺障害が残った場合、病気やケガが治った時点から障害補償給付の請求が可能になります。治癒して、症状が固定されたときに障害補償給付の請求権が発生します。
時効は5年です。
障害補償給付の請求は専門家のサポートは必要ですか?
労災の障害補償給付を受けるためには請求書の他に、診断書なども準備する必要があります。請求書には会社記入欄もあり、提出は会社所轄の労働基準監督署に対して行わなければなりません。障害を負った体で、自身が請求手続きをこなすのは大変な場合もあるでしょう。
弁護士のような専門家のサポートがあれば、面倒な障害補償給付の請求手続もスムーズに行えます。レントゲン写真のような必要な資料も前もって準備しておくことが可能になり、負担が軽減できます。ぜひ、ご相談下さい。